少し歩けば静寂な田舎、嵯峨野
今八
オススメはあだしの念仏寺と平野屋での一休み。
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藤原定家は小倉山の麓でゆっくりと短歌を選ぶ
嵐山は紅葉の時期、異常に混雑する。やはりそれだけ見てみたい絵になる景色がここには集まっているのだろう。確かに晴れた日など、色とりどりに紅葉した嵐山や小倉山が美しく、境内の苔の具合もちょうどいい。
天龍寺から竹林に入り、人の波に乗ってぞろぞろと北へ歩き進んでいくと、混雑はだいたい常寂光寺、二尊院あたりまでで、そこからあだし野にかけ人は減っていく。足腰に余裕のある人はランチを間に挟みつつ、のんびりした散策が可能だ。
1235年、宇都宮頼綱から依頼を受けた藤原定家は、天智天皇から順徳院に至る過去の作品から、一人一首ずつ、自由に百首選んだ。現在も小倉百人一首として多くの人に親しまれている。
百人一首のおよそ半分が恋の歌というが、この時定家は74歳。恋をした時の感覚を失わず鮮やかで印象的な歌を選んだセンスには、少し驚かされる。
天龍寺の南側にある文華館では百人一首が常設展示されており、詳しく知ることができる。
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地図範囲について
この地図には、嵯峨野、あだしの念仏寺、竹林の小径、大覚寺、清凉寺、天龍寺、保津川、渡月橋、嵐山駅、嵯峨嵐山駅、トロッコ嵯峨駅が含まれています。