北海道が日本でよかった。別世界 北海道
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道東
天に続く道（写真提供：知床斜里町観光協会）
世界遺産知床と釧路湿原を中心に、これ以上ないくらいの大自然あふれる旅が楽しめるエリア。網走では冬季のみ運行している流氷観光砕氷船おーろら号に乗ろう。船の先端から流氷が割れていく様を見ることができ、それは不思議で楽しい。並んで飛んでいるかもめに餌でもあげたくなる。
網走監獄の見学も時間があればおすすめ。現代からは想像もできない劣悪な環境だが、諦めずに何度も脱獄する白鳥由栄に、罪人とわかりつつ尊敬の念を持ってしまう。文化財を見るだけではわからないので、解説付きの見学ツアーがあれば参加したい。
知床峠（11月から翌年4月までは通行不可）では、世界自然遺産に登録されたその大自然を楽しみながらドライブしてほしい。滝を見るツアーやホエールウオッチングツアーなど、海から楽しむツアーも多くある。知床峠のスタート＆ゴール地点と言える小さい北の街、ウトロや羅臼で海鮮丼と温泉を満喫すれば完璧だ。
霧の街釧路から釧路湿原→阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖で温泉を楽しむのもいい。
湿原の大自然を見るなら夏だが、冬には丹頂鶴が飛来するなど、どちらの季節もおすすめだ。（ただ冬は湿原を流れる川など雪で覆われてほぼ見えないので注意。）
阿寒湖は阿寒湖アイヌコタンがあり、アイヌの文化を見て触れることができる。実際にアイヌの方が120人ほど住まわれているそう。
摩周湖は「霧の摩周湖」と呼ばれるだけあり、ほとんど、、特に冬は展望台から全く見えない。夏5月から10月の間、湖面が見えたらラッキーくらいの感覚でいよう。
屈斜路湖・川湯温泉は美幌峠とセットでの観光がおすすめ。ボコボコと硫黄が噴き出す屈斜路湖周辺の温泉散策と、美幌峠展望台から屈斜路湖を望む素晴らしい眺望は、高い山が無い北海道ならではだ。
道東はとても素晴らしい北海道らしいエリアだが、天気に左右されることも多く、場合によっては何も見えない、曇りだとどんよりして映えない、、というスポットもある。少し余裕を持った旅程を組み、天気に左右されない予定も組み込み、天気によって予定を変えるなど柔軟な工程が組めるととてもいい。
流氷（写真提供：知床斜里町観光協会）
知床五湖（写真提供：知床斜里町観光協会）
細岡展望台から見た釧路湿原（写真提供：北海道釧路総合振興局商工労働観光課）
丹頂鶴 鶴居村（写真提供：photolibrary）
道央
富良野、中富良野、美瑛、旭山動物園など、散策しやすいエリアが集まる。玉ねぎやジャガイモ畑に囲まれ、大雪山を見ながらのドライブが最高だ。富良野ではスキーも楽しめるほか、大きなホテルも多数あり家族連れにおすすめ。
「北の国から」ファンの方は、そこここにあるそれら形跡に懐かしい思いを馳せながら巡ろう。
富良野ラベンダー（写真提供：上川総合振興局）
セブンスターの木 美瑛町（写真提供：上川総合振興局）
牧草ロールと十勝岳連峰 上富良野町 （写真提供：上川総合振興局）
ジャガイモ畑 富良野市 （写真提供：上川総合振興局）
道南
小樽、函館などの大きな観光地があり、ルスツ、ニセコなど北海道を代表するスキー場もあり、洞爺湖、支笏湖などの自然散策も近くにまとまっていて、初めての北海道旅行におすすめなのが道南エリアだ。小樽は少しミーハーな観光地化した時期もあったが、少しづつ本来の魅力である重要文化財とともに、街はきれいになってきている。
小樽から余市のニッカウヰスキー工場や積丹半島まで足を伸ばすのも、とてもおすすめ。
日本銀行旧小樽支店(金融資料館)
函館市電
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北海道 小樽
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道北
利尻・礼文島、稚内、サロベツ、宗谷丘陵と宗谷岬など、華々しさには欠けるが大人な旅となるだろう。
名寄では夏、自然の中を朱鞠内湖までサイクリングが楽しめる。
そのように、一つ一つの小さな町に見どころや体験があり、都会にはない癒しがある。
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