岩上にこんもりとした森 江の島をあるく
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江の島 おすすめの回り方
仲見世通りからスタート
江ノ電江ノ島駅や、小田急片瀬江ノ島駅から弁天橋を渡って江の島に入ると、青銅の鳥居が見えてくる。鳥居の先は江島神社の参道であり、江の島の中でもっとも賑わっている仲見世通りだ。土日はかなり人が多く、祭りのような雰囲気がある。どこからか「きゅう〜〜〜」という音が聞こえてくる。タコを鉄板に並べ上から圧縮し焼いている音だ。この丸焼きたこせんべいを食べつつ、ウロウロしよう。
仲見世から江島神社 辺津宮(へつみや)へ
両側に並ぶ店を冷やかしたあと、竜宮城の門のような瑞心門をくぐり、江島神社辺津宮(へつみや)へ。辺津宮には、三姉妹のうちの一柱、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られている。そのあとは隣にある建物、奉安殿(ほうあんでん)で、日本三大弁財天の一つ八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、裸弁財天を参拝しよう。特に裸弁財天のかわいらしい姿を見ておきたい。
中津宮(なかつみや)へ
辺津宮から中津宮(なかつみや)へ向かう。余談だが江の島にはエスカーというエスカレータがあり、ちょっとした山登りのような階段道を、半分省略することができる。
中津宮には、三姉妹のうちの一柱、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られている。
参拝後少し階段を登ると、ひらけた場所にでる。広場にはベンチが多く、一息つける。
サムエル・コッキング苑
お花の好きな人はサムエル・コッキング苑へ。四季折々のお花が楽しめるほか、展望灯台シーキャンドルからは平塚方面へ続く砂浜と富士山が見られる。視界は広く絶景だ!是非、天気の良い日にオススメしたい。
奥津宮(おくつみや)へ
ひと息ついたらさらに奥、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られている奥津宮(おくつみや)へ向かおう。多紀理比賣命は三姉妹の一番上の姉で、海を守る神様と言われている。
ゴール 稚児ケ淵へ
奥津宮を参拝後、そのまま道なりに急な階段をおりていくと、稚児ケ淵に出る。ひらけた岩場で、勢いのある波が岩にぶつかりしぶきを上げている。岩場は滑りやすので、慎重に歩こう。
帰りは稚児ケ淵の端っこから船(べんてん丸)に乗ると、来た道を戻る必要がなく楽だ。弁天橋の中腹まで連れて行ってくれる。
江島神社
江島神社のご祭神は、天照大神(あまてらすのおおかみ-姉)と素盞嗚尊(すさのおのみこと-弟)が、うけひの勝負をした際に生まれた三姉妹で、前述のとおりだ。財宝招福、芸道上達の神様として厚い崇敬を受けている。
この江島神社、神仏習合時代の1649年から明治元年の神仏分離まで、金亀山与願寺(きんきざんよがんじ)という寺だった。その頃から弁天様は祀られており、庶民の弁天様への信仰は厚く、大変賑わっていたという。現在、弁天様は辺津宮の隣にある奉安殿へ安置されている。
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