新緑と紅葉が美しい宮島をあるく

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海と陸の境界に立つ世界遺産 嚴島神社
嚴島神社は593年、推古天皇即位の年に創建されたのだが、現在のような唯一無二の外観を持つ社殿になったのは、平清盛の造営によるもの。
潮が満ちれば海に浮かんでいるように見え、鮮やかな朱色が印象的な建築物だ。
なぜ海に建っているのかというと、そもそも島自体が信仰の対象であり「ご神体の上に社殿を建てるのは畏れ多い」ということから、現世とあの世の間、陸と海の境に建てられたと言われている。
社殿の正面に建つ大鳥居は高さ16mほど。地中に柱を埋めているのではなく、自分の重さで立っているという。※嚴島神社は令和元年6月から建造物保存修理工事に入っている。足場で大鳥居全体が囲われている期間もあるため、要注意(令和4年12月に足場は全て撤去される予定)。

嚴島神社 空撮(写真提供:広島県)

嚴島神社 大鳥居干潮時(現在工事中 写真提供:広島県)

嚴島神社 回廊(写真提供:広島県)
弥山にはロープウェーで
弥山山頂に行くなら宮島ロープウェーがおすすめ。紅葉谷駅から終点の獅子岩駅までは約15分、そこから山頂の展望台までは歩いて30分の道のりだ。山頂は巨岩がゴロゴロしている不思議なところ、弘法大師空海もここで修業をしたと言われている。ぜひおすすめしたい。
嚴島神社から紅葉谷駅までは、歩くと20分ほどかかるが、岩惣の前から出ているバスを使えば5分ほどで着く。

宮島 弥山展望台からの眺め(写真提供:広島県)
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