城跡、かまぼこ、東海道の町をあるく

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小田原城
小田原城は、北条早雲が小田原に進出して以降、五代にわたり関東支配の中心拠点として使っていた城。
四代目の北条氏政(ほうじょううじまさ)は、戦国時代を上手く渡っていたが、天下統一目前の豊臣秀吉の怒りを買い、小田原征伐を招いた。小田原城南西の方角に、石垣山がある。ここへ石垣山城(別名石垣山一夜城)を築城した豊臣側は、北条氏側へ城を一夜で築いたかのように見せて驚かせ、戦闘意欲を失わせたと言われている。
錚々たる武将、20万にものぼる軍勢に囲まれ、数ヶ月の籠城の末北条氏は降伏し、氏政は切腹した。小田原城は明治の廃城令で解体されたが、市民の要望もあり、昭和に復興・再建された。

小田原城(写真提供:神奈川県観光協会)

小田原城址公園の御感の藤とツツジ(写真提供:神奈川県観光協会)

小田原城址公園の菖蒲とあじさい(写真提供:神奈川県観光協会)

春の小田原城(写真提供:photolibrary)

春の小田原城(写真提供:神奈川県観光協会)
小田原かまぼこ
小田原名物といえば「かまぼこ」が有名だ。小田原には蒲鉾作りに欠かせない、「ミネラルを適度に含んだ鉄分の少ない地下水」が豊富にあり、魚が大量に獲れた。東海道を通る参勤交代の大名も賞味したことで職人達は技術を競い合い、素晴らしい風味の蒲鉾が次々と生まれ、それが口コミで広がり名物になっていったと言われている。
一般的な蒲鉾はスケソウダラの魚肉を使うが、小田原蒲鉾では、伝統的なシログチがいまだに多く使用され、特徴の一つとなっている。

小田原の海(写真提供:photolibrary)
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小田原城址公園/西海子小路
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