世界遺産 白川郷
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白川郷 荻町合掌造り集落
世界文化遺産であり、国選定の重要伝統的建造物群保存地区である「白川郷 荻町合掌造り集落」。
世界遺産、と言っても無理をしている感じはなく、ゆったりとした雰囲気だ。建物以外は大体田んぼで、春夏秋冬それぞれに気持ちのいい景観を作っている。
元は養蚕業の村
観光地として不動の人気を誇る白川郷だが、元は養蚕業の村だった。平地が少なく稲作業に向かないためだ(自分たちの分を作るので精一杯)。村人は養蚕を生業とし、合掌造りもそれ用に進化させた。
しかし時代とともに生糸産業が衰退、戦後はダム開発により、白川郷の4集落が水没、豪雪による人口流出などにより、300棟あった合掌造り家屋は半数にまで減ってしまう。これ以上伝統的な家屋を失ってはいけない、と考えた住人たちにより、集落を守ろうとする動きが高まって、1971年に「荻町集落の自然環境を守る会」が発足した。
そして現在、行ってみたい観光地ランキングの常連になるほど人気の観光地として成長している。ここでは、住民が一団となって景観を守り、観光産業を運営しているので、人の家におじゃましている気持ちで、観光マナーを守って散策したい。集落全体の散策目安時間は、丸一日あると安心だ。筆者は3時間で回ろうと挑戦したが、全く足りなかった。
合掌造りに泊まる
集落内に民宿やホテルが、30軒ほどある。思い切って泊まってみてはどうだろう。朝や夕方、観光客がいない間に写真を取ることができるし、日帰り温泉施設も1軒、バスターミナル近くにある。
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個人利用はもちろん商用利用も可能ですが、再配布・販売を禁止します、詳細は利用規約をご確認ください。
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