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福島 会津若松

幕末の悲劇的舞台をあるく

福島 会津若松map

福島 会津若松map(タップで大きい画像が開きます。PDFは 最下部にあります)


今八
観光スポットは、まちなか周遊バスで回るのが便利。

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突として時代の表舞台に立った会津藩

ご存知の通り会津藩は幕末、新撰組と共に徳川将軍家に尽くし、朝敵という汚名を着せられ悲劇的な最後を迎えた。
新政府軍(薩摩・長州)はここ会津へ攻め入り激しい戦いを繰り広げるが、会津藩主 松平容保(まつだいらかたもり)を中心とした鶴ヶ城籠城は固く、ついに落とせなかった。が、松平容保は一ヶ月の籠城の末、投降した。

鶴ヶ城

鶴ヶ城

会津若松のあるき方

会津若松駅からスタート。市内には観光の足として「まちなか周遊バス」が走っているので、それを利用し飯盛山へ向かう。
ここでは、白虎隊記念館、十九士の墓、さざえ堂を見ておきたい。城が落ちたと勘違いし、自害してしまった若い命「白虎隊」について誰もが知っておくべき内容だ。

飯盛山 白虎隊士自刃之跡

飯盛山 白虎隊士自刃之跡。若い隊士が城の様子を眺めている像がある。

その後またバスに乗って会津武家屋敷に向かう。ここには西郷頼母(さいごうたのも)の屋敷が復元されている。

西郷頼母は、最後まで幕府に付くことを反対していた会津藩の家老。容保と意見が合わず追放されたと言われている。ただただ会津を守りたい全ての人にとって、幕末から明治にかけての激動は、言葉では言えない辛く悲しいものだったろうと想像する。

会津武家屋敷

会津武家屋敷

武家屋敷を見た後は、いよいよ鶴ヶ城へ向かう。鶴ヶ城の赤瓦は幕末当時のままを復元したもので大変珍しく、見ておきたい。

鶴ヶ城

鶴ヶ城 赤い屋根が特徴的

鶴ヶ城から歩いて七日町通りへ
レトロな町並みを残すこの通りは、会津漆器、絵ろうそく、和菓子などの土産店が多く、あるくのが楽しいところ。

七日町通りの町並み

七日町通りの町並み

七日町通り 渋川問屋

七日町通り 渋川問屋(宿泊も可能)

おまけ

★宿泊は東山温泉がおすすめ
国の文化財に指定されている老舗旅館「向瀧」をはじめ、くつろげる宿がたくさんある。
★只見線に乗ろう
JR只見線は会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ路線。只見線の見た目は東京の人間からするとなんともかわいらしい。沿線には絶景が多く、秘境路線とも呼ばれている。

東山温泉

東山温泉

只見第一橋梁と只見線

只見第一橋梁と只見線

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地図範囲について

この地図には、会津若松駅、鶴ヶ城(会津若松城)、飯盛山、七日町通り、七日町駅、西若松駅が含まれています。

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